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リカちゃんは、フランス人の父と日本人の母の間に生まれた11歳の小学5年生「香山リカ」という設定で、1967年に玩具メーカーが発売した。今もなお、多くの女性に愛され続けるロングセラー商品だ。 特別展の会場には、ピンクや白、水色などのきらびやかなドレス姿や、キャビンアテンダントを装ったリカちゃんなど363点が集結。小物などを合わせると600点以上に及ぶ。 入り口には、歴代のリカちゃんたちがお出迎え。世の中の流行とともに変化していった髪形や洋服などの特徴の違いも比べられる。目玉は、同市での展示に合わせて製作された「コウノトリ リカちゃん」。白、黒、赤の色使いの衣装をまとい、コウノトリが羽ばたくような優雅な舞い姿をイメージした。そのほか、ひな祭りやお正月などを家族や友人たちと過ごすリカちゃんも目を引く。 担当者は「どんなものでも歴史がある。歴代のリカちゃんを通して、当時の生活など自分史を振り返ってもらえたら」と話している。 午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。水曜休館。一般500円、学生300円、小中学生250円。市立歴史博物館TEL0796・42・6111